【2026年現地ルポ】昭和の熱気を継ぐ「巨大張り子」と最先端の夏。阿佐ヶ谷のアーケードが沸く5日間

【2026年現地ルポ】昭和の熱気を継ぐ「巨大張り子」と最先端の夏。阿佐ヶ谷のアーケードが沸く5日間

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祭りの始まりは、終戦の傷痕がまだ残る昭和29年(1954年)にさかのぼる。当時は暑さで客足が落ち込む8月の商店街をどうにか活気づけようと、店主たちが頭を抱えていた。仙台の七夕祭りを参考にしつつ、「どこにもないものを作ろう」と考案されたのが手作りの張り子だった。

「出来合いの飾りを買って飾るだけじゃ面白くない。自分たちの手でお客さんを驚かせたい」。当時の店主たちが抱いた職人魂は、70年以上が経過した今も変わらず受け継がれている。受賞をかけて各店舗が競い合う張り子コンクールは、今や商店街のプライドをかけた真剣勝負の場だ。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。