1956年の外交関係樹立から70周年を迎えた2026年、両国関係は単なる伝統的な友好関係を超え、より緊密な経済・人的パートナーシップへと昇華している。今年、大使館が中心となって準備を進める記念事業は、単なる式典にとどまらない。東京・目黒の大使館を拠点に、日本各地の自治体や教育機関、企業を巻き込んだ草の根の交流プログラムが目白押しだ。
「70年前、両国の架け橋となったのは山岳探検家や学術調査隊でした。しかし今の主役は、日本のコンビニや介護現場、IT企業で働く若いネパール人たちです」。大使館関係者はそう語る。春には代々木公園での大規模なネパールフェスティバルの拡大開催も予定されており、伝統音楽やカレー文化にとどまらない「現代のネパール」を伝える試みが続く。