陽が落ち、心地よい夜風が吹き抜ける頃、祭りの熱気は烏川の河川敷へと移る。夜空を埋め尽くす大花火大会は、高崎の夜を最高潮へと導く一大スペクタクルだ。数千発にも及ぶ大輪の花火が次々と打ち上げられ、夜空と水面を鮮やかに染め上げていく。
2026年は最新の演出技術を取り入れた音楽花火のプログラムが刷新され、重低音のサウンドと見事にシンクロした光の群れが観客を魅了した。ラストを飾る錦冠菊(にしきかむろぎく)の連続打ち上げでは、夜空一面が金色の光の雨に包まれ、会場全体から割れんばかりの歓声と拍手が巻き起こった。