台風の暴風域に入るまでのわずかな時間が、被害の有無を分ける。ベランダや庭に置かれた物干し竿、鉢植え、ゴミ箱などの飛びやすい物品は、暴風で凶器と化す恐れがあるため、ただちに室内に取り込むか固く固定しなければならない。シャッターや雨戸を閉め、ガラス飛散防止フィルムを貼るなどの泥縄にならない備えが求められる。
家屋の対策と同時に、生命線の確保も大至急行うべきだ。断水に備えた風呂桶への貯水、スマホやモバイルバッテリーのフル充電、飲料水や非常食の確保、懐中電灯の点検は最低限の必須事項と言える。また、近隣の高齢者や支援が必要な世帯への声かけなど、地域の助け合いが被害軽減につながる。