消費者の支持層が極めて幅広い点も、この現象の興味深い特徴だ。トレンディな洋菓子は通常、若年層を中心に広がりを見せるが、今回は20代の若者から60代以上のシニア層まで、幅広い年代が店舗に足を運んでいる。甘さを抑え、チーズ本来の持つ自然な塩気とコクを前面に押し出した味わいが、大人の嗜好品としても高く評価されているためだ。
「ワインやクラフトビールとの相性も抜群」。都内有名レストランのソムリエはそう太鼓判を押す。カフェタイムのおやつという枠組みを軽々と飛び越え、夜のアペロ(食前酒)の時間帯やディナー後のディジェスティフ(食後酒)のお供としても定着。利用シーンの多様化が、リピート率の高さに直結している。