ファン層の広がりにおいて、デジタルプラットフォームの影響を外すことはできない。ファンが撮影した高画質のパフォーマンス動画はYouTubeやTikTokで数百万回、時には数千万回再生を記録する。国境や言語の壁を軽々と飛び越え、南米、欧州、東南アジアなど、世界中に熱狂的なファンコミュニティが形成されている。
興味深いのは、単に「見るファン」にとどまらず、「真似をするファン」が増加している点だ。海外の吹奏楽部やダンスチームが彼らの振り付けをカバーした動画を投稿し、それがさらに拡散されるという好循環が生まれている。日本のローカルな高校カルチャーが、グローバルな文化の共通言語として機能し始めている証左と言えるだろう。