「蕎麦の花=白」という常識を覆す光景が、各地で話題を呼んでいる。信州大学がヒマラヤ原産の赤花種をベースに品種改良して誕生した「高嶺(たかね)ルビー」をはじめとする赤花・ピンク花のソバだ。
長野県箕輪町(みのわまち)の「赤そばの里」では、9月下旬になると約4.2ヘクタールもの広大な敷地が一面鮮やかな赤紫色に染まる。白い花畑とはまったく異なる幻想的で華やかな雰囲気が漂い、海外からのインバウンド客やカップル層を中心に新たな観光名所として定着した。地域活性化の起爆剤としても、この珍しい赤花種への注目度は年々高まっている。