この危機的状況に対し、青森市は2026年度から「次世代スマート除雪システム」を全面的に導入した。市民のスマートフォンからリアルタイムで寄せられる積雪・路面凍結データと、気象衛星の高精度予測を融合。除雪車の最適ルートをAIが数分刻みで弾き出す仕組みだ。
深夜の除雪現場を訪ねると、オペレーターのモニターには色鮮やかな熱マップが表示されていた。限られた人員と予算のなかで、どの主要幹線道路を優先的に排雪すべきか。最新テクノロジーが命綱となりつつあるが、想定を超える降雪スピードに追いつかない場面も依然として存在する。