米ニューヨーク・タイムズ紙の「行くべき52カ所」に選出されてから数年。盛岡市の「歩いて楽しめる街並み」は、さらに進化を遂げた。中津川沿いにはレトロな赤レンガの建築と最先端のコワーキングスペースが自然に溶け込み、世界各地から移住したデジタルノマドが日常風景の一部となっている。
「都市のスケール感が絶妙なんです」と、ロンドンから盛岡に移住したソフトウェアエンジニアは語る。「美味しいコーヒーとフレッシュな地ビールがあり、徒歩圏内にオフィスも歴史的建造物もある。車で30分も走れば手つかずのスキー場や温泉にアクセスできる環境は、世界のどこを探してもそうそうない」。高密度で質の高い生活スタイルが、知的労働者の生産性を大いに高めている。