ブームが成熟期に入るにつれ、消費者の視線は「素材と道具のクオリティ」へと注がれている。安価な輸入ハーブやプラスチック製の器具を使った粗悪なサービスは淘汰され、徹底的にオーガニックにこだわった本格派サロンが支持を独占するようになった。
特に人気を集めているのが、韓国の伝統工芸士が作る「黄土(オウド)座器」を使用したサロンだ。天然の黄土で作られた椅子は、加熱することで大量の遠赤外線を放射し、熱が身体の奥深くまで届く。さらに、使用するハーブも沖縄産のカズザキヨモギや伊吹山産の野生よもぎなど、無農薬で育てられた国産よもぎに限定する店舗が増加。粘膜に直接触れるものだからこそ、食の安全性と同等以上の厳しい品質管理が求められている。