風呂場に一歩足を踏み入れると、天井が高く開放感あふれる空間が広がる。ここで体験すべき筆頭は、地下1,500メートルから汲み上げられている弱アルカリ性の天然温泉だ。肌にまとわりつくような滑らかな湯ざわりは、古い角質をやさしくオフし、上がり湯のあとも肌の潤いをしっかり保つ。まさに「美肌の湯」と呼ばれるにふさわしい質感を誇っている。
特に圧巻なのが、風にそよぐ竹林を眼前に望む露天風呂エリアだ。源泉掛け流しの「上の湯」と、ゆったり浸かれる「下の湯」に分かれており、外気に触れながら湯に身を委ねる時間は格別である。2026年現在の現代人が求める「デジタルからの完全な解放」が、この湯船のなかで自然と達成されていく。