かつてテレビのゴールデンタイムを彩った心霊番組やミステリー特集。それらが衰退した隙間を埋めたのは、より生々しく、より切実なデジタルネイティブたちの配信だった。2026年に入り、エンタメの潮流は「作り込まれたフィクション」から「どこまでが現実か分からない即興性」へと明確にシフトしている。
深夜3時、無数のコメントが画面を高速でスクロールする。誰もが息をのんで見守る中、カメラのレンズ越しに捉えられる小さな異変。その一つひとつが瞬時にSNSで切り取られ、数分後には世界中で拡散されていく。この爆発的な拡散スピードこそが、現代のエンタメ業界を驚愕させている正体だ。