熱を帯びた身体をクールダウンさせる外気浴。その舞台は今、建物の地下や内気浴スペースから、はるか上空のテラスへと移動している。六本木や渋谷、大手町といった都心の超高層ビル屋上に誕生したサウナ施設では、東京タワーやスカイツリーを真正面に望む圧倒的な開放感の中で風を浴びることができる。
高温の熱気に包まれた後、氷点下に近いシングル水風呂に浸かり、そのままデッキチェアへ。眼前には見渡す限りの大都市のパノラマと、澄み渡る空が広がる。ビル風が肌をかすめる感覚と、都市の鼓動を感じながら味わう外気浴は、他では決して得られないスケールの大きな快感だ。夕暮れから夜にかけて刻々と表情を変える街並みを眺める時間は、日常のストレスを一瞬で吹き飛ばしてくれる。