校舎の3階にある多目的ホールでは、生徒たちが地元企業の担当者を前に課題解決策をプレゼンテーションしていた。テーマは「瀬戸内エリアの環境保全と持続可能な観光モデル」。かつての「調べ学習」の域を遥かに超えた、生きたデータと独自のフィールドワークに基づく提案だ。
2026年の現在、評価されているのは答えを覚える力ではない。自ら問を立て、仮説を検証し、他者と協働して解を導き出す力だ。生徒たちは日常的にタブレットを駆使し、地域の現状を数値化して議論を深めている。こうした独自のカリキュラムが、生徒たちの思考力を劇的に鍛え上げている。