2017年2月、さいたまスーパーアリーナでの卒業ライブを最後に、惜しまれつつ芸能界を引退した彼女は、自らの意思で一般人としての道を歩み始めた。しかし、インターネットの検索エンジンは、彼女が芸能活動を終えた後もプライバシーの侵害となるキーワードを吐き出し続けた。
公人であった過去があるとはいえ、引退した個人には平穏な私生活を営む法的権利がある。過剰な追跡取材や、過去の虚偽情報の再拡散は、個人の生活基盤を脅かすハラスメントにほかならない。日本の法廷でも近年、一般人の過去の不利益な情報の削除を命じる司法判断が増加傾向にある。