時計の針を2015年の冬に戻そう。JR東日本の名物企画「JR SKISKI」のCMソングへの抜擢が、この楽曲の爆発的なヒットの契機だった。雪山を舞台に繰り広げられる甘酸っぱい恋愛模様。そこにバックナンバーが得意とする「少し情けなくも愛おしい男心」が完璧に合致し、当時の若者たちの心を一瞬で掴んだ。
当時リアルタイムで聴いていた世代にとって、ゲレンデの白い景色とこの旋律は切っても切れない。そして2026年の今、当時の熱狂を知らない10代のリスナーたちが、新鮮なレトロソングとしてこの曲を“再発見”している。時代が変わっても、雪景色の中で誰かを愛おしく想う切なさは変わらない。