夕刻を迎えると、通路の表情は一変する。北陸新幹線の改札からほど近いエリアに暖簾を掲げるスタンディングバーには、仕事終わりの会社員や出張帰りのビジネスパーソンが吸い寄せられるように集まってくる。ここで味わえるのは、新幹線で直送された富山湾の鮮魚や、信州のクラフトブルワリーが醸造するフレッシュな限定タップビールだ。
発車ベルまでの僅かな「20分」。その隙間時間で、本格的な地酒と旬の小鉢をさくっと楽しむ贅沢さが受けている。長居はせず、スマートにグラスを空けて改札へと向かう。そんな都市生活者らしい洗練された文化が、この場所には確実に根付いている。