打ち勝つスタイルが注目されがちだが、2026年のチームは守りの堅実さも一級品だ。
先発投手がゲームを作り、タイプの異なる救援陣が細かく繋ぐ。打者の目が慣れる前に投手をスイッチするベンチの采配は鮮やかだった。140キロ台後半のノビのあるストレートを持つ本格派右腕から、手元で手こずる変化球主体の左腕へ。投手の継投タイミング一つで試合の流れを渡さない。
さらに内野陣の軽快なフットワークと、外野の広い守備範囲。失点を最小限に食い止める堅守があってこそ、自慢の強力打線が爆発する。守備からリズムを作り出し、相手に圧力をかけ続ける戦術は、トーナメントを勝ち抜くための不可欠な武器となっている。