Type-Cへの移行に伴い、充電環境の見直しも欠かせません。iPadシリーズはUSB Power Delivery(USB-PD)規格による急速充電に対応しており、適切な電源アダプタを組み合わせることで充電時間を大幅に短縮できます。
充電速度を左右するiPadの急速充電ワット数の実効値は、モデルによって異なります。一般的な無印モデルやminiシリーズでは約20W〜25W、iPad AirやiPad Proではピーク時に約30W〜35W前後の電力を要求します。
そのため、iPad Air用Type-C充電器やPro用の電源を選ぶ際は、一般的なスマートフォンの小型アダプタ(5W〜12W)ではなく、30W以上(できれば45W〜65W)のGaN(窒化ガリウム)充電器を選ぶのが賢明な選択です。出力不足のアダプタを使用すると、画面点灯中や高負荷処理時に充電速度が極端に低下してしまいます。
また、ケーブル選びにも注意が必要です。iPad mini 6用のType-Cケーブルなどを新調する際は、必ずUSB-PD対応で60W以上の給電能力(3A対応)を持つ信頼性の高いブランド製品を選択してください。100W対応のe-Marker内蔵ケーブルであれば、大画面ProモデルからノートPCまで安全かつ最高速度で給電可能です。