1Lは何Dl?一瞬で迷いを断つ覚え方と使われない驚きの理由

1Lは何Dl?一瞬で迷いを断つ覚え方と使われない驚きの理由

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保護者が子どもの教科書を見て最も驚く変化のひとつが、リットルの表記ルールです。30代以上の世代が学童期だった頃、教科書には筆記体の「ℓ」や小文字の「l」が印刷されていました。しかし現在の教育現場では、ブロック体の大文字「L」「dL」「mL」で完全に統一されています。

この変更の契機となったのは、国際度量衡総会(CGPM)の決議と、日本産業規格(JIS)の改定です。長年使われていた筆記体「ℓ」は国際規格外の特殊記号であり、国際的な文書やデジタルテキストでの互換性に課題がありました。

さらに現場レベルでの深刻な問題として、「数字の1」と「アルファベット小文字のl」の誤認リスクがありました。例えば「1l」と印字された場合、フォントによっては「11」と見間違えて重大な計量ミスを招く恐れがあったのです。

文部科学省の検定教科書では、2011年度(平成23年度)の改訂を機に、小学校算数教科書の表記が従来の「ℓ」から立体大文字の「L」へと一斉に切り替えられました。家庭で宿題を見る際に、昔の癖で小文字の「dl」や筆記体「dℓ」と書いてしまうと、学校の採点で減点対象となるケースもあるため注意が必要です。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。