普段私たちが目にするごく一般的なニホンアマガエルは、体表の周囲に合わせて緑色から褐色へと肌の色を変える優れた擬態能力を持つ。しかし、稀にその全身が宝石のサファイアのように鮮明な青色で覆われた個体が誕生する。研究者によると、この独特な個体が発生する確率は、おおむね10万匹に1匹程度と言われている。
近年、特に農作物の栽培が盛んな関東近郊や近畿地方、九州の水田地帯で目撃報告が増加傾向にある。地元の小学生や農作業中の住民が偶然発見し、話題を呼ぶケースが多い。天敵であるサギやヘビに見つかりやすい色彩であるため、成体まで生き残る例は極めて珍しく、発見されること自体が地域のささやかなニュースとして親しまれている。