セリアが店を畳む理由は、自社の採算面だけではない。入居先であるショッピングモールや複合商業施設側のテナント戦略の変化も深く関わっている。契約更新のタイミングを迎え、施設側がより高い賃料収入を見込めるアパレルブランドや人気の飲食チェーン、あるいは客単価の高い多価格帯雑貨店への入れ替えを優先する事例が増えているのだ。
さらに、300円ショップの代表格「3COINS(スリーコインズ)」の爆発的な出店攻勢や、フリマアプリでの梱包用資材需要の飽和など、ライフスタイル雑貨を取り巻く競合環境はかつてない激しさをみせている。