100円ショップの二大巨頭であるダイソーとセリア。両者が展開するキッチンツールは、設計思想に明確な違いが現れている。
業界最大手の株式会社大創産業が手掛けるダイソーは、実用性と多機能性を極限まで追求したラインナップが特徴だ。特筆すべきは、柄と毛先が一体成形された高耐熱シリコンモデル。継ぎ目が一切存在しないため、油汚れやソースが隙間に溜まるストレスから解放される。頻繁に高温のフライパンへ油を敷くようなヘビーユースにも耐えうる頑丈さが魅力だ。
対する株式会社セリアは、デザイン性と細やかな操作性に定評がある。キッチン空間に自然と馴染むニュアンスカラーやモノトーン展開に加え、毛先のしなやかさを重視した天然毛刷毛のバリエーションも豊富。繊細なパイ生地へ卵液を薄く均一に塗る作業など、仕上がりの美しさが求められるシーンで抜群の威力を発揮する。